食品製造現場の異物混入クレームを防止するために気を付けるべきことを解説いたします。
私は昨年まで食品メーカーで自工場や原料メーカーの工場調査を行っておりました。
オージーフーズに入社してからも、自社で取り扱っている商品の製造メーカーへ工場調査に行っております。
先月も品質管理部全体で十数工場の調査を実施いたしました。
異物混入クレームに悩まれている方はご参考にしていただけますと幸いです。
まずはHACCPの物理的危害要因に注意すべきです。
HACCPの生物的要因(微生物)については過去に解説しておりますので下記の記事をご参照ください。
HACCPを導入し、CCPとして異物除去装置(金属検出機、X線異物検出機等)を設置している工場も多いのではないかと思いますが、適切な運用ができていなければその性能を十分に発揮することができません。
HACCPにおける物理的危害要因は主に健康被害を及ぼす危険性がある異物を想定していますが、実際にクレームとなるのは髪の毛、包材片、器具の汚れなど、むしろ健康被害よりも不快感に起因する方が多いのではないでしょうか。
また、飲食店などではなかなかそうした機器を導入することが難しいと思われます。
そうした場合、まず食品に異物が付着しないようにすることが重要となってきます。
異物混入防止には機器の清掃状況も重要となってきます。
もし他に良い異物混入クレーム防止方法がありましたらお教えください。
ご紹介させていただきます。
東京はちょっと暖かい日が続いたかと思えばまた寒くなってきました。
お体には十分お気を付けください。
今回のメールマガジンはオージーフーズ品質管理部の関根が担当いたしました。
弊社では、食品表示等に関する品質管理業務のご依頼を承っています。
人手が足りない方、表示が正確な内容になっているか不安な方は是非「表示のチェック」(7,200円~)、「表示案の作成」(18,000円~)、「規格書作成代行」や「規格書照合」サービス(15,000円~)、「eBASE入力代行」サービス(20,000円~)にご依頼ください!
また、「微生物検査」(基本3項目:4,800円)、「栄養成分分析」(基本5項目:10,000円)、「栄養成分の計算」(5,000円~)もございます。
※BtoBプラットフォーム規格書は利用規約の関係で作成代行をお受けしかねます。
秘密保持契約を締結することも可能です。
表示関係で何かお困り事をお持ちでしたら、オージーフーズ品質管理サポートサービスまでお気軽にお問い合わせください。
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オージーフーズ品質管理部メールマガジン2020.11.27発行号