栄養成分表示の食塩相当量について解説いたします。わかりやすい食品表示法・新表示切替のポイント講座です。
食塩相当量のナトリウムからの換算式、最小表示の位、0と表示できる基準とは。栄養成分表示の食塩相当量についての大切な3つのポイントを食品表示のプロが解説いたします。
3つのポイント
ナトリウムからの換算式
ナトリウムの値から食塩相当量への換算式は下記の通りとなります。
ナトリウムと食塩相当量では単位が異なりますの注意しましょう。
最小表示の位
食品表示法では栄養成分毎に最小表示の位が定められました。
食塩相当量では少数第1位以下で記載する必要があります。
正)1.0g
誤)1g
0と表示できる基準
食塩相当量はナトリウムが基準値未満の場合に0と表示可能です。
その場合には最小表示の位の規定に関わらず「0g」と表示できます。
なお、ナトリウムが基準値以上の場合は四捨五入をすると0になる場合でも、0と表示できません。
例)ナトリウムが5mg(基準値以上)の場合、食塩相当量は0.0127g
表示の際には「0.01g」や「0.013g」等と記載しましょう。
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あとがき
今回は、新表示でナトリウムに代わり必須表示項目になりました食塩相当量について解説いたしました。よく間違えやすいポイントでもありますので、しっかりチェックしましょうね。
食品表示法では上記の最小表示の位の様に旧表示では規定のなかった細かい所まで規定ができている事があります。ご担当者様はくれぐれもご注意くださいませ。
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