アウトソーシングとは
アウトソーシング(英語:outsourcing)とは、元々、外(out)から調達(sourcing)するという意味で、ビジネス用語として多く用いられます。
つまり「外部委託」のことです。
ビジネスにおけるアウトソーシングとは
ビジネスにおけるアウトソーシングとは、会社を運営するにあたって必要な仕事を担う人材やサービスを外部から調達することです。
アウトソーシングビジネス例
- 各種事務作業代行…データ入力、契約受付、経理、総務etc.
- 受注処理代行…外部コールセンター運営、在庫管理etc.
- 採用業務代行…アルバイト募集、新卒募集、中途募集等、求人情報の発信と採用活動etc.
- 受付業務代行…受付スタッフ、案内スタッフ、窓口対応業務etc.
- 営業業務代行…営業部へのコンサルティング、営業研修、調査、各種営業業務等etc.
その他、公共事業などでもアウトソーシングは活用されています。
様々な業界で、その道の専門的知識やプロフェッショナルのスキルが要される時、アウトソーシングを利用するのは有効な手段です。
物流におけるアウトソーシングとは
物流におけるアウトソーシングとは、物流関連の資産や仕事を外部に委託することです。
委託する物流関連の資産とはトラックからシステムまで幅広く、委託する仕事も配達のみの場合もあれば、棚入れ・梱包・配達のすべてを委託する場合もあります。アウトソーシングすることで、業務の効率化やコストの削減が期待できます。
「アウトソーシング」と「派遣」ってどう違うの?
「アウトソーシング」と「派遣」はビジネスにおいてそれぞれ意味合いが違います。
アウトソーシングサービスは仕事を外部に委託すること。
任せたい業務を外部のアウトソーシング業者へ委託する形になるため、プロの手で仕事をこなしてもらえる反面、自社内のスキル向上に結びつきづらい面があります。また、業務の管理や改善指示などは基本的にアウトソーシング業者任せになります。
派遣サービスは自社内の仕事に対して派遣スタッフを提供してもらうこと。
依頼者となる会社と派遣会社が労働派遣契約を結びます。自社の社員が派遣スタッフの仕事を管理し、時には仕事の方法を直接指示することもあるでしょう。
それぞれのメリットとデメリットを知り、効率よく成果を出せるサービスを利用しましょう。