低床倉庫とは
「低床倉庫」とは、倉庫の床面が敷地地面と同じ高さにある構造の倉庫のことです。
低床倉庫は地面と倉庫との境がフラットになり、余計な段差がない分、トラックやフォークリフトなどの車両や重機がそのまま出入りでき、効率的な作業が可能です。低床式は、車両や重機を使った物の出し入れが多いタイプの事業に向いていると言えます。また、床を底上げする必要がないので、高床式に比べて建築費を安く抑えることが可能です。
ただし、立地によっては降雨時の雨水侵入する可能性があるので予防策が必要となります。排水設備の見直しや、浸水予防対策・復旧対策の導入が必要になることもあります。一般的には20~30㎝ほど地盤より高く、出入口付近は若干の傾斜があります。
高床倉庫
「低床倉庫」に対して、敷地面よりも倉庫の床面が高い構造の倉庫のことを「高床倉庫」と言います。高床倉庫のほとんどは、プラットホーム型になっていて、ホームにトラック後部を接車し、車両の荷台から直接人の手で荷物の積み降ろしを行うことが可能です。