保管とは
「保管」とは、ある一定の場所でモノを預かり、品質や数量を適正に管理することをいいます。物流業務における保管とは、倉庫や物流センターでなどで商品や荷物を預かり、管理することです。生産者と消費者の時間的ギャップを埋めて市場に安定供給することが目的です。そのため、倉庫や物流センターでは商品や荷物の数量だけでなく、品質を保ち商品の価値を維持することも重要になります。物流業界での保管は、倉庫業と物流センター業が手掛けています。
保管の役割
倉庫業の保管の主な役割は、「貯蔵」です。顧客の荷物を法の定める適切な倉庫で品質を維持して、一定期間預かる役割となります。荷物を預ける顧客側が出荷管理や在庫管理の管理が必要となります。
物流センターの保管は、「貯蔵」から、「出荷のための準備」に重点を置いています。商品の保管だけではなく、顧客に必要な量を必要なタイミングで出荷するため効率的な保管管理と在庫管理など貯蔵から出荷管理が主な役割となります。商品や荷物が入庫すると、スムーズな出荷を行うためにどこに何が置いてあるかがすぐわかるよう荷物の配置も管理します。このことをロケーション管理と言います。物流センター業では保管のみならず、在庫管理も行います。過剰在庫や在庫切れを起こさないように適切な管理運営が必要となります。顧客は、物流センターではトータル的に管理してもらえるため在庫管理や出荷管理の必要がなくなり業務負担の軽減に繋がります。