自動ラックとは|物流用語辞典
「自動ラック」とは、物流倉庫の保管効率を可能にする電動式移動棚のことで、「移動棚」や「移動ラック」とも言います。自動ラックは電動の台車上に設置されたパレットラックを、床面のレールに沿って動かすことができる棚であり、保管時には移動ラックを密着させて省スペースにし、入出庫などの作業をするときにはレール上を動かしてラックを広げて作業を行います。荷物を格納すると順に奥へと棚が移動していくものです。
「自動ラック」とは、物流倉庫の保管効率を可能にする電動式移動棚のことで、「移動棚」や「移動ラック」とも言います。自動ラックは電動の台車上に設置されたパレットラックを、床面のレールに沿って動かすことができる棚であり、保管時には移動ラックを密着させて省スペースにし、入出庫などの作業をするときにはレール上を動かしてラックを広げて作業を行います。荷物を格納すると順に奥へと棚が移動していくものです。
「商物分離」とは、流通の大きな2つの流れを取引の流れである「商的流通(商流)」とモノの流れである「物的流通(物流)」に分けることを指します。商物分離を原則として行うことで、物流業務の改善や効率化を進めることができます。
「物流機器」とは、物流業務の効率化や省人化を行うための様々な機器を言います。「マテハン機器」とも言います。マテハンは「マテリアル・ハンドリング(MH:Material Handling)」の略称です。マテリアルは原材料、ハンドリングは対応・処理・自動車などのハンドル操作を意味します。物流機器の種類を活用場面に分けると、運搬・仕分け・保管・情報整理・物の移動を補うの5つがあります。
「冷蔵冷凍庫」とは、「コールドチェーン」(商品の鮮度を落とさず消費者のもとへ届けるため、一貫して低温を保ったまま流通させる方法)で生鮮食品、医薬品、電子部品などを定温に保つために使用される機器のことです。コールドチェーンの発展とともに、プレハブ冷凍冷蔵庫など様々な機器やシステムが開発されています。大量の商品を扱う物流センターでは、巨大な冷蔵冷凍倉庫、冷蔵・冷凍保管センターが活用されています。
「小口配送(こぐちはいそう)」とは、多くの配送先に対して貨物を少量ずつ配送するシステムのことです。小口配送の分かりやすい例としては、消費者に少量の製品を届ける宅配便がこれにあたります。また、コンビニエンスストアなどの小売店舗への小分け配送もその一例です。小口配送のメリットは、消費者ニーズの多様化・在庫商品の廃棄リスク回避・管理コスト削減できることです。デメリットとしては、輸送効率が悪く配送料や人件費がかさみ物流コストが上がってしまうことです。
「コンベア」とは、物を一方向に一定のスピードで運搬する装置のことです。「コンベア」、「コンベヤ」。「コンベアー」、「コンベヤー」など様々な呼び方で呼ばれています。コンベアは、運搬することが主な目的ですが、運搬しながら検品、組み立てや加工を行う場合も多くあります。人力で移動せずに済むので、人には運べないものを運ぶことができたり、作業効率を上げることができます。平面だけでなく高低差にも適しているため、倉庫内で無駄なく運搬を行うことができます。
「入り数(いりすう)」とは、1つの箱(袋)に入っている商品数のことです。入り数は、品物を発送する際に、最低発送可能な個数になります。商品の販売単位には「バラ」「ボール」「ケース」があります。
「理論在庫」とは、帳簿もしくはシステムに記された数字上の在庫数のことです。理論在庫は、受注・入荷・移動・出荷・返品など、データや伝票で処理された入出荷情報を元に記録されます。「帳簿在庫」や「伝票在庫」とも呼ばれ、商品の入荷や保管、出荷時のデータで記録された在庫数のことを指します。
「残荷(ざんか)」とは、配達すべき荷物が正しく配達されない物流事故で、不明品、商品が現場、倉庫に残っている状態をいいます。残荷には、2つのパターンがあります1つは、当日に出荷すべき商品を輸送業者に引き渡すことができておらず、倉庫に残っている状態。2つ目は、当日出荷すべき商品を輸送業者側が倉庫に商品を置いたままにしてしまう状態です。
「単品通販」とは、主に一つの種類に商品を絞って販売を行うECサイトのビジネスモデルです。単品通販は必ず一種類のみを販売するというわけではなく、いくつか商品の種類があったとしても同一ブランドのラインナップであればそう呼ばれます。たとえば、化粧水や乳液、美容液などの3種類の商品を販売していたとしても、すべて同じブランドで、一つのブランドしか取り扱っていなければ、単品通販になります。
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