
在庫型物流センターとは|物流用語辞典
「在庫型物流センター」とは、物流センターの種類の1つです。「物流」部分を省いて在庫型センターと表記されるケースもあります。在庫型物流センターは、一般にイメージするスタンダードな物流センターを指します。在庫型物流センターは、商品が到着したら、検品を行い在庫として保管・管理し、受注内容に応じてピッキングをし、検品や梱包などの物流加工、指定納期に到着するように出荷するという基本的な物流センターの機能を備えています。
「在庫型物流センター」とは、物流センターの種類の1つです。「物流」部分を省いて在庫型センターと表記されるケースもあります。在庫型物流センターは、一般にイメージするスタンダードな物流センターを指します。在庫型物流センターは、商品が到着したら、検品を行い在庫として保管・管理し、受注内容に応じてピッキングをし、検品や梱包などの物流加工、指定納期に到着するように出荷するという基本的な物流センターの機能を備えています。
「低床倉庫」とは、倉庫の床面が敷地地面と同じ高さにある構造の倉庫のことです。低床倉庫は地面と倉庫との境がフラットになり、余計な段差がない分、トラックやフォークリフトなどの車両や重機がそのまま出入りでき、効率的な作業が可能です。低床式は、車両や重機を使った物の出し入れが多いタイプの事業に向いていると言えます。また、床を底上げする必要がないので、高床式に比べて建築費を安く抑えることが可能です。
「テレコ出荷」とは、あて先間違いのことで、2つの荷物の宛先票を相互に取り違えて出荷してしまうことです。テレコ出荷は、送り状の貼り間違いなどによって起こる場合があります。「A社とB社の商品をテレコで出荷してしまった。」などのように使用されます。「テレコ」とは、歌舞伎に由来し「2つの筋書きを2つにまとめ、1幕おきに交互に展開していくこと」を指し、現在では「あべこべ」、「互い違い」という意味として使われるようになりました。
「冷蔵物流」とは、基準の温度を保ちながら商品・生産物を生産者から消費者へ届ける過程のことです。冷蔵物流には、輸送・保管・荷役・包装・情報・流通加工といった段階があります。 そこで用いられるのが3つに分けられた温度帯(3温度帯)で、常温(ドライ)・冷蔵(チルド)・冷凍(フローズンと分けられています。チルドと呼ばれる冷蔵の温度帯は、5℃~‐5℃で、この温度帯でわれるものとしては、野菜や果物、乳製品や練り製品などが挙げられます。
「エアークッション(air cushion)とは」、プラスチックフィルム・ビニールなどの中に空気を入れた「空気緩衝材」のことです。「エアクッション」とも言います。空気の部分が弾力性を発揮して、商品が傷ついたり、箱の中で移動してしまうことを防ぐ働きをしてくれます。出荷する際に商品の破損を防ぐために、主に箱の隙間を埋めるために使用されています。紙などの緩衝材と比べて強度が高く、広く商品の梱包時に用いられています。
「ピースピッキング」とは、注文や要求に対して該当する商品を出荷最小単位で在庫から運び出すことを言います。単品ごとに摘み取るようにピッキングするので、バラピッキングとも言われています。ピースピッキングは、ケースピッキングなどに比べ、工数が多くなります。EC事業の発展や消費者のライフサイクルの変化から、近年は多頻度少量のピース単位での荷揃えが増加しています。
「H貼り」とは、段ボールなどに対してガムテープで封印する梱包方法としては、最も一般的な貼り方になります。H貼りは、箱の底面の左右と中央にガムテープなどを貼る方法です。形がアルファベットのHに見えるので. H張りと言われています。角をしっかり補強するため、箱の形がくずれにくくなります。また、段ボールに隙間がなくなるため隙間から物がこぼれにくく、虫や水、埃が入りにくくなります。
「物流委託」とは、物流業務を物流専門業者に外部委託(アウトソーシング)することです。EC事業が拡大する中、自社で物流を受けもつ「自社物流」が大きな負担となり、物流委託を利用するEC事業者が非常に増えています。物流委託される業務内容としては、入庫・棚入れ・検品、商品保管、流通加工・ピッキング・梱包、発送、輸送です。最近では、受注、決済、ピッキング、配送などの一連の業務である「フルフィルメントサービス」の利用が増加傾向にあります。
「自動倉庫システム」とは、商品や製品受入から出荷までの一連の流れをコンピュータで一元管理する「オートメーションシステム」を導入した倉庫のことです。一般的に、自動倉庫システムを導入するには、スタッカーラック、スタッカークレーン、制御装置、在庫管理装置などの完備が必要です。
「冷凍冷蔵倉庫」とは、冷凍冷蔵のできる倉庫のことです。10℃以下で保管する倉庫は全て冷蔵倉庫と呼ばれ、冷蔵倉庫の中でも、特に低温の温度帯で保管する商品が運ばれ、冷蔵・冷蔵倉庫で一時的に保管されます。この中には、安定供給を目的とした長期保管型の冷蔵倉庫、卸売の一時保管の冷凍冷蔵倉庫も含まれます。冷蔵・冷凍庫では、冷蔵・冷凍・チルドと3つに分けられた温度帯(3温度帯)で徹底管理されます。
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