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3温度帯とは|物流用語辞典

3温度帯とは_物流用語辞典

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3温度帯とは

3温度帯の冷凍

「3温度帯(さんおんどたい)」とは、常温、冷蔵、冷凍の3つの温度帯のことを意味する物流業界用語です。

よくこの「3温度帯」が使われるシチュエーションの例として挙げられるのは、お品物を配送する際の温度帯の指定や、お品物を保管する時の温度帯の指定のために使います。

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3温度帯の呼び方

実は、配送会社様によって3温度帯それぞれの区分や呼び方は様々。

ここでは一例をご紹介いたします。

常温便「ドライ」

常温便は比較的、常温倉庫や輸送手段のトラック等も多いのが特徴です。その為、コストも3温度帯の中では一番安価です。
英語では、「at normal temperature」と言います。夏場は、荷台内部の温度が50℃近くまで上がるので、熱に弱い商品はチルド便を利用する場合もあります。

弊社では海苔や干し椎茸等の乾物、紙パック、缶のジュース、缶詰め、レトルトパウチされた食品(カレーや煮込まれた食品、)、クッキー等が常温便にて出荷をしています。稀ですが青果物でも凍ってしまう事を避ける為に常温便を指定して出荷する場合もあります。

冷蔵便「チルド」

3温度帯の冷蔵品

弊社ではヤマト運輸にて冷凍便のトラック内に積載したクールボックス(温度帯0℃~5℃を維持した冷蔵用保管BOX)へ収納し、チルド帯の温度保持と流通に努めています
冷蔵便は英語では「refrigerated shipping」と言います。

弊社ではチーズ、オリーブ、サラミ、味噌等を冷蔵便にて取り扱っています。

冷凍便「フローズン」

3温度帯の冷凍品

冷凍便の発送では冷凍車を用いる物量予測を事前に行い、定期的な運用で発送します。引渡し時にも冷凍庫から予冷されたトラックへ引き渡す事で解凍事故を未然に防ぎます
英語では、「cold shipping」と言います。

冷凍便出荷量は弊社で温度帯の中で一番多く、保管や業務依頼の問合せも出荷に比例して一番多い温度帯です。
一方で依頼や要望に対して倉庫スペースの空きが不十分な事も業界の現状です。

弊社では煮物・焼物等の和惣菜、ピザ・ハンバーグ等の洋食や海老チリソース・麻婆豆腐等の中華料理、ずわいがに・イカそうめん・松前漬け等の海鮮加工品らが冷凍便にて取り扱っています。

お使いの配送業者様はどう呼んでいますか?

伝票にどう書かれているか、ぜひ確認してみてくださいね。温度帯によってシールのデザインが違っていたりして面白いですよ。

「冷蔵物流」とは、基準の温度を保ちながら商品・生産物を生産者から消費者へ届ける過程のことです。冷蔵物流には、輸送・保管・荷役・包装・情報・流通加工といった段階があります。 そこで用いられるのが3つに分けられた温度帯(3温度帯)で、常温(ドライ)・冷蔵(チルド)・冷凍(フローズンと分けられています。チルドと呼ばれる冷蔵の温度帯は、5℃~‐5℃で、この温度帯でわれるものとしては、野菜や果物、乳製品や練り製品などが挙げられます。

3温度帯の3つの温度基準

委託された商品を段ボールに詰める様子

3温度帯は、基本的には温度を基準に区分されています。

  • 常温:10度から15度(20度までの場合もあり)
  • 冷蔵:5度から-5度
  • 冷凍:-15度以下

※こちらも一例です。メーカー様、配送業者様によってはそれぞれの基準値が異なる場合がございますのでご注意くださいませ。

「温度管理」とは、物流を行う際に、食品や機械や薬品など、鮮度を維持するために行われるものです。温度管理は物流の過程の中でも必要不可欠となっており、消費者の品質に対する要求は年々高まる傾向があるため、もっとも高度な技術が求められるといえます。食品物流において、基本となるのは「3温度帯」です。常温(ドライ)10℃~20℃・冷蔵(チルド)-5℃から5℃・冷凍(フローズン)-15℃以下の3つの温度帯(3温度帯)で、食品などを保管しています。

さらに細分化される3温度帯の基準

さらに、この3温度帯はもっと細分化される場合もあるのです!

よく食品物流の現場で耳にする言葉です。よりおいしい状態でお客様へお届けするためにも、しっかり指定の指示書と伝票を確認することが必須です。

  • 20度以上「加温」
  • 10~20度の中で一定の温度「定温」
  • 0度~-3度「氷温」
  • -3度規定「パーシャル」

例えば、どんな食品の配送に使うかというと…!?

  • 「加温」はアツアツでお届けしたいピザなど。
  • 「定温」は溶けやすいチョコレートなどのお菓子類など。
  • 「パーシャル」は半凍結や微凍結状態のことで、お魚やお肉に適しています。

食材、加工品、それぞれの特長に合わせたベストな温度帯を指定して発送しましょう!

「常温物流」とは、常温(ドライ)で輸配送・保管することです。常温物流は倉庫内や物流間の温度調整をしなくても良いので、比較的に安い値段で荷物を預けることができます。常温(ドライ)は10~15℃(または20℃)とされます。常温の温度帯で使用される倉庫は、一般的な物流倉庫で大きさにも多彩な種類があり、大きい荷物から小さい荷物まで幅広く保管することが可能です。

さらに、さらに細分化される温度帯の専門用語

実は、専門的に見ると温度帯はもっと細かく規定されています!

これらの規定は国土交通省が定めた「倉庫業法」という法に基づくものです。

  • C3級:0度から10度
  • C2級:0度から-10度
  • C1級:-10度から-20度
  • F1級:-20度から-30度
  • F2級:-30度から-40度
  • F3級:-40度から-50度
  • F4級:-50度以下

オージーフーズの食品物流倉庫の3温度帯とは

弊社の物流倉庫もこの3温度帯にしっかり対応しています!

オージーフーズの物流倉庫は、冷蔵庫は5度以下、冷凍庫は-18度以下になるように温度管理をしています。

オージーフーズ三郷物流は食品専門の物流倉庫です。食品物流のための設備を完備しています。冷凍便、冷蔵便、常温便、定温便の四温度帯に対応可能です。三郷IC出口より約2分の便利な超好立地で食品物流サービスをご利用頂けます。設備の様子がわかる写真も多数掲載中です。
冷蔵食品の保管を食品専門の物流倉庫で承ります。冷蔵食品向けの一時お預かりサービスです。食品専門の物流倉庫であるオージーフーズ三郷物流センターにてお客様の大切な冷蔵食品をお預かりいたします。冷蔵食品の保管場所にお困りのお客様のためのお役立ちサービスです。

常温庫

物流用語「3温度帯」とは_オージーフーズの常温庫

常温庫では、缶ジュースや常温保存指定の食品など、日々大量のお品物が日本全国各地から運び込まれて来ます。

弊社で取り扱いが多い常温商品の例

缶ジュース、フルーツ缶詰、梅干し、生果フルーツ、カレー、食用油、和洋菓子

etc…

「常温物流」とは、常温(ドライ)で輸配送・保管することです。常温物流は倉庫内や物流間の温度調整をしなくても良いので、比較的に安い値段で荷物を預けることができます。常温(ドライ)は10~15℃(または20℃)とされます。常温の温度帯で使用される倉庫は、一般的な物流倉庫で大きさにも多彩な種類があり、大きい荷物から小さい荷物まで幅広く保管することが可能です。

冷蔵庫

物流用語「3温度帯」とは_オージーフーズの冷蔵庫

5度から-5度冷蔵庫です。チルド食品はこちらで管理しています。

弊社で取り扱いが多い冷蔵食品の例

ヨーグルト、生ハム、フルーツ加工品

etc…

物流用語「クール便」についてわかりやすく解説する物流用語辞典です。クール便とは、保冷できる設備や車両を使い、低温度帯での温度管理が必要な商品を配達することを言います。宅配大手3社のクール便の特長の比較解説、クール便とチルド便の違いなど、気になる点を徹底解説!

冷凍庫

物流用語「3温度帯」とは_オージーフーズの冷凍庫

-15度以下冷凍庫です。

冷凍食品はこちらで管理しています。冷凍庫での作業中はコートや耳あてなどの防寒具が必需品です!

弊社で取り扱いが多い冷凍食品の例

冷凍ハンバーグ、冷凍ピザ、冷凍スープ、冷凍枝豆、冷凍ホットケーキ、松前漬け(冷凍の海鮮品)、冷凍の中華惣菜

etc…

ちなみに…もうひとつの温度帯「定温庫」の作業場も完備しています!

物流用語「3温度帯」とは_オージーフーズの定温の作業場

3温度帯に加えてもうひとつ、10度から20度の間の一定の温度で保たれている定温庫もあります。ここは作業場として使うことが多いです。

その日発送するお品物にあわせて作業台を組み、てきぱきと荷造りを進めます。商品の品質が守られるのも、この空間の温度が一定の定温であるからこそです。

定温とは「温度」と「湿度」が一定に保たれた温度帯のこと。一般的に10℃から20℃の一定の温度と湿度が保たれた状態のことを言います。冷えすぎず、熱さず、まさにちょうどいい快適な環境を保つ温度帯のことを「定温」と言います。

オージーフーズのピッキング作業については下記記事でより詳しくご紹介しております。

ピッキング作業について物流部スタッフが詳しく解説します。オージーフーズの食品物流倉庫のピッキング作業とは。どんな人に向いている作業か、どんな方式があるのか、現場の写真やわかりやすい実例なども交えて物流部スタッフが丁寧に解説いたします。物流サービス紹介記事です。

動画で見る!オージーフーズの食品物流倉庫の3温度帯

オージーフーズの3温度帯それぞれの倉庫を動画でもご覧くださいませ。今回は平和島センターの常温庫、冷蔵庫、冷凍庫の3つをご紹介いたします。


     

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