オージーフーズでは自社通販「とっておきや」にて「金のおせち」「数寄のおせち」を毎年販売しています。
とっておきやのおせちの醍醐味は全国各地300社以上のメーカーから厳選した品物が詰まっているところ。
おせちをお客様へお届けするまでの流れを物流の視点からまとめました。
目次
納品計画の作成
全国から商品を集めるためにそれぞれの商品の納品を計画的に行う必要があります。
おせちの出荷は12月末ですが、納品計画はおせちチームと各メーカー様で最終的に10月中に決定します。
そして11月上旬に倉庫に納品させるチャータートラックの予約をします。
チャーター便の運送料金は基本的に移動距離と荷物量に応じて決まり、年末年始や大型連休前後のシーズン料金が加算されて決定する仕組みとなっています。
商品の入荷
12月から納品を開始し、常温品は12月第3週まで、冷蔵・冷凍品は12月第4週までに全て納品されます。
とっておきやのおせちは常温品と冷蔵・冷凍品を冷蔵便でお届けするため、解凍が不要です。封を開けてすぐに食べることができます。
オージーフーズ物流部全体でのおせち入荷ボリュームは、
冷凍・冷蔵で285パレット ケース数:冷凍約7500ケース・冷蔵9500ケース
常温 30パレット ケース数:約3600ケース
10tトラック満載で約20台分
といった量になります。かなり多いですよね。
商品の入荷時にはアウトカートンでの数量検品を実施し、入荷漏れがないかチェックします。
ピッキング
おせちは「トータルピッキング」にて作業をします。商品のピッキングにはベルトコンベアを使用します。
自動で動くベルトコンベアを使用して、一定のスピードで商品を運搬していきます。
おせちは18品や24品などたくさんの種類の商品を詰め合わせるため、何十人ものメンバーで作業を進めなくてはなりません。最初はゆっくりのスピードで慣らし運転をし、商品の詰め合わせが順調になってきたら、少しずつスピードアップして出荷の対応をしました。
※万が一途中で問題が起こってコンベアをストップしたい時は、主電源を押して一時中断することもあります。
コンベアのラインに商品を流すために、商品のピッキング順を決め、作業者側に商品を順番にセットしていきます。
※電動ラインの長さは約85メートルあり、オージーフーズの物流センターで詰め合わせするおせちの品最大数は23にもなります。
ピッキング時の注意点
ピッキング時に、ただ作業をするのではなく、以下の点に注意をします。
①前の人の作業する品を把握してそれが入っている事を確認して自分の商品を決められた個所へ入れる。
②汁漏れや袋破れ、破損や落下の際は社員に報告して交換する。
③ラインの数メートル毎に目視確認、検品をする社員を配置し、異変を察知、確認する。
お客様にお届けするおせちに不備がないようにチェックを怠りません。
重量検品
商品の梱包し箱を閉じる前に「重量検品」を行います。
ピッキング作業開始前に20セット程おせちの詰め合わせを作り、重量の指標(平均値)を作成します。
作業開始後、梱包された商品をひとつずつ重量をはかり、指標とのずれが大きい場合は中身を確認し、入れ漏れや重複がないか確認をします。
品目の多い詰め合わせ商品では、目視確認をしていても商品の入れ漏れが発生してしまう可能性が捨てきれません。ミスを逃さない為にも「重量検品」は重要な作業です。
送り状の添付
梱包後に、お客様にお届けするための送り状を商品に添付します。
商品数が多い場合は送り状を予め地域ごと、配送日ごとに仕分けをし、出荷仕分け時の負担を減らします。
出荷
送り状添付後の商品を配送業者のかご台車に積み込みをし、引き渡します。
オージーフーズのおせち料理2024は自社通販サイト「とっておきや」にてご予約受付中
オージーフーズのおせち料理は今年も自社通販サイト「とっておきや」にてご予約を承っております。
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食べる分だけ盛り付けが出来る。食べたい時に盛り付けが出来る。とても便利な逸品です。
一品一品の品目はそれぞれの食材を得意とするメーカー様にご提供いただいた美味揃い。
日本全国各地の味を堪能できるおせち料理です。
「とっておきや」ではおせち以外の商品も取り扱っております。販売サイトはこちらから↓↓