温度管理とは
「温度管理」とは、物流を行う際に、食品や機械や薬品など、鮮度を維持するために行われるものです。
温度管理は物流の過程の中でも必要不可欠となっており、消費者の品質に対する要求は年々高まる傾向があるため、もっとも高度な技術が求められるといえます。
温度管理の基本「3温度帯」
食品物流において、基本となるのは「3温度帯」です。
- 常温(ドライ)10℃~20℃
- 冷蔵(チルド)-5℃から5℃
- 冷凍(フローズン)-15℃以下
常温(ドライ)10℃~20℃・冷蔵(チルド)-5℃から5℃・冷凍(フローズン)-15℃以下の3つの温度帯(3温度帯)で、食品などを保管しています。
3温度帯は、食品においてはさらにその食品に適した温度基準に細分化されています。3温度帯は「保管温度帯」とも呼ばれることもあります。
4温度帯とは
「3温度帯」に定温を加えた区分方法が「4温度帯」となります。
定温とは、配送時や保管時に温度や湿度が一定に保たれた温度帯になります。
さらに細分化する温度帯
日本工業規格(JIS)が定義している常温は15℃~25℃となってますが、各倉庫の立地条件やメーカー、配送業者、そして取り扱う商品によっても基準が異なるので確認が必要になります。また、コールドチェーン(低温流通体系)をはじめとした近年の物流プロセスでは、倉庫業法の「基準保管温度」を参考にして、「低温」・「チルド」・「冷蔵」・「冷凍」・「超低温」の5つの温度帯管理もあります。
温度帯管理が必要な商品の品質を保つには、維持管理には非常に大きなコストがかかります。そのため、自社管理ではなく、温度帯管理が可能な物流業者のアウトソーシングが行われています。
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オージーフーズでは、お客様の商品に合わせた温度管理を致します。
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