フルーツのおしゃれな盛り付け方のコツをフードコーディネーターが詳しく解説します。わかりやすいフルーツカット動画やお手本の盛り付け写真を多数掲載!
オレンジを薔薇の花の形にカットする方法や、りんごの飾り切りの方法なども含めて、わかりやすい料理動画と料理写真でご覧いただけます。毎日の食卓や、おもてなしの席などでも使えるフルーツの盛り付け方のテクニック満載のブログ記事です(人◕ω◕)
目次
この記事は青果専門店の株式会社九州屋様とのタイアップでお届けいたします!
フルーツの盛り付け方の基本の3つのコツ
先に大きいフルーツから盛り付けて一皿のバランスをとる!
フルーツの色と大きさを見ながら、先に大きいフルーツの場所を決めて、後ろに高さを出すとバランスが取りやすいですよ。
フルーツは飾り切りでカットしてみる!
飾り切りのフルーツを使うと、華やかなひと皿になります。数種類の飾り切りを作って、断面の形を生かした盛付けにしてみるとさらに上級者の盛り付けになりますね♩
この記事内で、かんたんな飾り切りの方法も詳しく解説しますのでぜひチャレンジしてみてください。わかりやすいフルーツカット動画も撮影しました!
小さなフルーツやミントを仕上げのアクセントに!
盛り付けの最後の仕上げに、小さめのいちごやブルーベリー、ミント葉などを散りばめると、よりおしゃれで可愛らしいイメージになりますよ♡
フルーツ盛り合わせの基本を動画で解説
オレンジの飾り切り「薔薇の花」の作り方
飾り切りの手順
まずは器になる部分を作ります
- ①:オレンジを横半分にカット
- ②:片方の底1cmくらいをカット
- ③:内側から皮と果肉の間をくり抜きます
- ④:②でカットした部分をくり抜いた中にギュッと差し込みます
次に、薔薇の花びらになる部分を作ります
- ①:くり抜いた果肉を3~5㎜幅くらいにスライスします
- ②:オレンジの器の外側から少しずつずらして並べます
- ③:内側も同じようにずらして並べれば、出来上がり
オレンジの飾り切り「薔薇の花」の手順を動画で見る!
りんご飾り切り「木の葉」の作り方
飾り切りの手順
- ①:りんごを4等分に切ります
- ②:種の部分を切り落とし、まな板に置いたときにりんごが安定するように調整してください。
- ③:りんごの端から約2~3㎜のところに包丁をあて、両側から中心に向かって切り込んで2つに切り離す。
- ④:りんごをパタンと倒し、反対側の端も同じように切り込みを入れる。
- ⑤:切り離した中身のほうのリンゴも、手順2~4と同じようにカットする。
- ⑥:出来るところまで、繰り返しリンゴを切ります。
- ⑦:切ったリンゴをずらして飾り付ければ完成♪
リンゴの飾り切り「木の葉」の手順を動画で見る!
グレープフルーツの飾り切り
飾り切りの手順
上下を切り落として平らにする(お皿に置くと安定します)
中央に向かってジグザグに切れ目を入れる(手を切らないように注意!)
ぐるっと一周切り込みを入れます
切り離せば出来上がり♪
キウイの飾り切り
手順(フルーツナイフを用意)
上下を切り落として平らにする
中央に向かってジグザグに切れ目を入れる(手を切らないように注意!)
ぐるっと一周切り込みを入れます
切り離せば出来上がり♪
りんごの飾り切りに挑戦!赤と黄が映える市松模様♡
りんごの飾り切りといえば定番のウサギりんごなどがありますが、今回はりんごの皮の赤色と果肉の黄色が彩り豊かに映える飾り切りの方法をご紹介いたしますね。
簡単に2つの手順で出来ちゃいますので、チャレンジしてみてください!
切り込みを入れる
ナイフで5mm程切り込みを入れて模様をつくります。
市松模様にしたかったら、写真のようにタテとヨコに切り込みを入れてくださいね。なるべく1マスが正方形になるような切り込みだと仕上がりがよりキレイにできます!
不要な部分だけ皮を剥ぐ
1マスずつ空けながら、ナイフの角で皮を剥いていきます。
市松模様は交互に色があるのが美しい模様なので、ここで間違えて2マス剥ぎ取らないように気を付けてくださいね٩( ‘ω’ )و
市松模様の出来上がり♡
線を斜めに入れれば、ストライプもできますよ♩
ストライプでも切る手順は同じです。斜めに切り込みを入れてから、ナイフの角で一部分だけ切り剥がすイメージです。
お弁当などに入れてもいいですね。ちなみに、りんごは色が変わりやすいので、剥いた後はレモン水にさらすことをお忘れなく!
知ってると得する!良いりんごの選び方とは
スーパーなど店頭で購入する時に良いいりんごを選ぶコツは「しっかりとお尻の方まで赤く熟していてずっしり重たい中玉」がおすすめです。
あまーい果汁をたくさん含んでいますよ♩ついつい大きいものを選びたくなっちゃいますが、ここはぐっと我慢を!笑。
ちなみに、オージーフーズの青果部長の杉さんにもりんごを選ぶコツを聞いてみました!
「店頭ではなかなか出来ないプロの技だけど、本場のバイヤーさんたちはりんごを手にとって触感を見るんだ。軽く指で弾いて、コンコンと音と反応が良いりんごは新鮮だよ。」
と言っていました。部長、参考になりました。ありがとうございます!
プロのフルーツ盛り合わせテクニック
フルーツの皮もカットして盛り付けのアクセントに
こちらのフルーツ盛り合わせでは、メロンの皮をハートの形に切り抜いて盛り付けのアクセントにしています。いちごもハート型で全体的にラブリーな印象に仕上げました。
また、オレンジの皮にも形をつけてより立体的になるようにしましたよ!
中身をくり抜いたフルーツを器にして盛り付ける
パイナップルやメロンなどの外皮が固いフルーツは、カットの際に中身をくり抜いた皮をそのまま器として活用するとより華やかな盛り付けになります。
こちらのフルーツ盛り合わせの写真2種類は、株式会社九州屋様より撮影のご依頼をいただき、弊社のフードコーディネーターが盛り付けて撮影したものになります。
撮影のご依頼をいただきありがとうございました!
おしゃれなフルーツデザートの盛り付けアレンジ例
フルーツのせるだけ!オープンサンド
ブルーベリーとバナナのオープンサンドを作りました。
作り方はと~っても簡単!見ての通り、パンを薄く切って、焼いて、生クリームを塗った上にフルーツを置いただけ。作り方はシンプルで簡単なデザートですが、大きめのお皿の中央にちょこんと盛ると、なんだかカフェっぽいおしゃれな雰囲気が出ます。
この上からとろ~りはちみつをかけてもいいですね。あったか~い紅茶と一緒に味わいたい一皿です♡
色を揃えると映える!フルーツゼリー
グレープの2色ゼリーを作ってみました。
ゼリーの層とクリームの層で、二層になっているゼリーです。こちらも作り方は簡単で、温かいうちに生クリームを入れることによって、自然と二層に分かれます!お試しあれ♪
フルーツゼリーの上に、フルーツ素材そのものを置いてみるだけでも出来栄えがグッと華やかになります。今回はグレープのゼリーの上にブルーベリーをのせて、色の系統を揃えてみました。
材料の切れ端もトッピングに使える!フルーツスムージー
マンゴースムージーを作りました♩
下の層はヨーグルトそのまま、上の層はヨーグルトとマンゴーをミキサーにかけてそっと注ぐだけ。その上に、ミキサーにかけないでおいたマンゴーをのせました。切り落としの端っこの部分でもこんな盛り付けアレンジが出来ます。冷凍マンゴーなら1年中気軽に手に入るのでおすすめです。
背景にレシピ本を置いておしゃれ写真に。さりげない映り込みでインスタ映え演出ですね~(ノ≧ڡ≦)
フルーツの形と色を活かした盛り付け!フルーツタルト
こちらのフルーツタルトも作り方は簡単。市販のタルト生地にクリーム、ジャムを詰めた上にカットしたフルーツをのせただけです。
ちなみに、ここで気をつけた盛り付け方のポイントは2つだけ。
- フルーツの形を活かして立体感を出す。
- フルーツの色のバランスを意識する。
いちごやキウイをタテに切って、高さ(立体感)が出るようにしました。
また、フードコーディネート全般の基本「赤・黄・緑」の色を使うと華やかに、美味しそうに盛り付けができますよ。
インスタなどSNSによく料理写真をアップする方は、ミントなどすぐにちょっと添えられる緑ものを常備しておくと良いかもしれませんね♩
キウイの断面を生かした盛り付け!キウイスムージー
流行りのスムージーもデザートとして楽しみましょう♪
器の底にフルーツを入れてからスムージーを注ぐだけ。バニラアイスをちょい足しして、カフェにありそうなフロート風にしてみました。
ちなみに、フルーツの盛り付け方のコツを押さえたら、ケーキの盛り付けなどにも応用できると思います!ケーキの盛り付け方について詳しく紹介している記事もございますのでチェックしてみてくださいっ(〃’ω’)
フルーツやデザートの盛り付けにおすすめの器やお皿
ガラスの器
フルーツの形や色を活かしたデザートの盛り付けに一押しなのが、透明のグラス容器です!
上から見ても、横から見ても、彩り豊かなデザートが出来ます。下からジャム、生クリーム、皮を剥いたピオーネの実、バニラアイス、皮のままピオーネの実、仕上げにミントの順番で盛り付けました。
フルーツの皮を剥いたり剥かなかったり、それぞれの姿を活かした盛り付けです。
器が透明なので、パフェの断層を見せることができますね。重ねて盛るだけでも豪華なデザートになりますね。パーティーや、ちょっと特別な日のご褒美デザートに使えるアレンジです♩
木製のお皿
白い器に盛り付けると爽やかでフレッシュなイメージになり、木製のお皿に盛り付けるとオシャレで洗練されたイメージに仕上がります。インスタ映えをねらうなら、木製の器がオススメです!
ぜひお気に入りの器で盛り付けを楽しんでみてくださいね(*^_^*)♩
専門店で販売されているカットフルーツも便利!
専門店で予めカットされたフルーツも販売されていますので、おうちで盛り付ける際に活用するのも便利で良いですね!食べきりサイズで販売されている商品もあり、旬のフルーツを食べやすいサイズと分量で、手軽に楽しみたい時にぴったりです。
こちらの写真は青果専門店である株式会社九州屋様の店頭の様子です。
株式会社九州屋様
株式会社九州屋様は、北海道から九州まで全国に展開している青果専門店です。百貨店や駅ビル、ショッピングセンターなどで、お店を見かけたことがある方も多いのでは!(*^-^*)
彩り豊かな新鮮野菜や果物を取り扱っていらっしゃいます。色とりどりのカットフルーツやオリジナルギフト、フレッシュジュースなどを取り扱う店舗もあります。
また、オンラインショップ「九州屋plus+」も運営されています。青果のプロが厳選した新鮮で美味しい野菜や果物を、いつでもどこからでもお買い物できる便利なオンラインショップです。ぜひご活用ください!
あとがき
「毎日くだもの200g」と言われるほど、フルーツは私たちの食生活に欠かせない存在です。
フレッシュなフルーツは美味しいだけでなく彩りも豊か!୧꒰*´꒳`*꒱૭✧
おうちでデザートを盛り付ける時に、フルーツも一緒に添えてみてください。ちょっとでもフルーツがあるとパッと華やかになるので、ヨーグルトにいれたり、スムージーとして飲んだり、普段の生活にぜひ意識して取り入れてみてくださいね♩
それでは、今日もブログ記事を最後まで読んでくださってありがとうございます。今後とも旬な「食」に関するテーマで記事を更新いたしますので、どうぞお楽しみに。
今後ともフードコーディネート事業部ブログをどうぞよろしくお願いいたします!
フードコーディネーター原田
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