今回は鍋に入れるおすすめ具材をフードコーディネーターがご紹介します。
鍋の具材を10種おすすめの理由と鍋に入れる際のポイントをお教えします!
寒い季節になるとあったかいお鍋が恋しくなりますね。お鍋は野菜をたっぷり取れて、調理も簡単。食べる人数を問わずに簡単に調理できるので、冬の夕飯は「お鍋」が多くなるのも我が家だけではないはず!
今回はフードコーディネーターが特におすすめの具材をご紹介します。定番からちょっと変わり種までぜひお鍋に入れてそのおいしさを楽しんでください!
またその具材を使ったオリジナル鍋レシピもご紹介します。
目次
鍋に入れるおすすめの具材 10
おすすめ具材1 野菜「白菜」
具材の特徴 おすすめの理由
冬が旬の白菜。寒くなるにつれ、肉厚になって甘みが増します。
1年中出回っている白菜ですが、旬の時期は比較的お手頃価格で手に入ります。
鍋に入れる際のポイント
白い芯の部分が硬くて嫌だ!というお子様には、白菜の切り方を変えてみてはいかがでしょうか。まずは、芯と葉っぱを分けて切り、芯の部分は繊維に沿って細切りにします。いつもは、ざく切りにする白菜を切り方えを変えるだけで食べの残しが減るかも・・・。
おすすめ具材2 野菜「しめじ」
具材の特徴 おすすめの理由
いつでもスーパーにあり、Everyday lowprice!お手頃価格でたくさん食べられるのもうれしいですね。
鍋に入れる際のポイント
しめじを切る時はバラバラにならない程度に石づきを切ります。大きめに分けることで、しめじの食感が味わえます。
きのこ類は水洗いすると美味しさがおいしさが半減してしまうので汚れている際はさっとキッチンペーパーや布巾で拭き取ります。
おすすめ具材3 野菜「長ねぎ」
具材の特徴 おすすめ、人気の理由
中心までトロトロになるまで煮ると甘くなります。シャキシャキの食感とトロトロの味わいを2つ味わえるのが魅力です。青い部分は細かく切って薬味にしても。
鍋に入れる際のポイント
鍋によって切り方を変えてみましょう。食感や味わいが変わります。
- 寄せ鍋:斜め切り
- ねぎま鍋、鴨鍋:筒切り
- 豚しゃぶ鍋:白髪ねぎ
おすすめ具材4 野菜「大根」
具材の特徴 おすすめの理由
切り方次第で鍋のバリエーションが増えます。
- スライス:豚肉と大根のミルフィーユ鍋
- おろし:みぞれ鍋
- 輪切り:おでん
鍋に入れる際のポイント
おでんは味が染み込みやすくするため、片面に十字に切り込みを入れ、やわらかくなるまで下茹でをします。
おすすめ具材5 野菜「にんじん」
具材の特徴 おすすめの理由
地味になりがちな鍋の色合いに赤が加わり、アクセントになります。
鍋に入れる際のポイント
少し手間をかけて花形の人参にすると、家の鍋が店の鍋に大変身!
花形の人参の作り方はこちらから↓
おすすめ具材6 野菜「豆苗」
具材の特徴 おすすめの理由
これもEveryday lowprice。シャキシャキした食感を楽しめます。
鍋に入れる際のポイント
食べる直前にに入れると、鮮やかな緑が保て、シャキシャキ感を味わえます。
おすすめ具材7 肉「豚バラ薄切り肉」
具材の特徴 おすすめの理由
火が通りやすく、どんな味つけでも合います。豚から出た旨味が鍋に広がります。
鍋に入れる際のポイント
肉と肉とがつきやすいので、1枚ずつ入れると食べやすいです。
おすすめ具材8 肉「鶏団子」
具材の特徴 おすすめの理由
お子様に大人気!!日本、アジアン、トマト、クリーム系などどんな鍋とも相性良し!軟骨を入れるとコリコリした食感が楽しめます。
鍋に入れる際のポイント
手で丸めなくても、2つのスプーンを使って鍋に落とせば手を汚さずに、鶏団子ができます。
おすすめ具材9 その他「でんぷん粉麺」
具材の特徴 おすすめの理由
そのままお鍋に入れて使え、食感がよいです。鍋の汁を吸っておいしさ倍増。
鍋に入れる際のポイント
だし汁をよく吸うので、だし汁を多めに用意するか、一度戻して使うことをおススメします。
おすすめ具材10 その他「油揚げ」
具材の特徴 おすすめの理由
具材から出たお鍋の汁を吸って、おいしさがが倍増します。
鍋に入れる際のポイント
- 油抜きをすると味が染み込みやすくなります。(※油抜きが面倒という方はお湯をかける、キッチンペーパーで油揚げを包みレンジで加熱すると簡単です。)
- そのままカットして使うのもおススメですが、肉を詰めたり、卵を入れたり茶巾にすると豪華な具材になります。
【ご当地油揚げの紹介】
竹田の油揚げ(福井県)、栃尾揚げ(新潟県)、三角揚げ(宮城県)、京揚げ(京都府)南関揚げ(熊本県)
おすすめの具材を使った鍋レシピ
おすすめ具材を使った、とっておきの鍋レシピをご紹介します!鍋料理のレパートリーにぜひ加えてくださいね!
「アボカド豆乳鍋」
材料 (2~3人分)
- アボカド …1個
- 白菜 …1/8個
- 鶏団子(市販品) …8~10個
- しめじ …1パック
- にんじん …1/2本
- 油揚げ …2~3枚
- 白だし(希釈して) …500ml
- 無調整豆乳 …500ml
作り方
- ①アボカドは縦半分に切り、種を取り、横にスライスする。白菜は5cm幅に切り、しめじは石づきを落としてほぐしておく。にんじんは7mm幅の輪切り、油揚げは4つに三角に切る。
- ②鍋に白だしを入れ、アボカド以外の具材を鍋に加え温める。
- ③具材に火が通ったら、豆乳、アボカドを入れる。
- ④蓋をして中火で沸騰直前まで温めたら出来上がり。
レシピのポイント
豆乳は沸騰させないように。豆乳を入れた後はゆっくり加熱してください。
★おすすめのお酒★
豆乳鍋にはワインが合います。切れがあり芳醇で豊かなシャルドネ(白)がおススメ。
「常夜鍋風」
材料(2~3人分)
- 豚バラ肉 …200~300g
- 豆苗(根を切り落とし半分にする)…1P
- だし汁 …300ml
- 酒(料理酒) …300ml
- ポン酢 …適量
- 大根おろし …適量
作り方
- ①豆苗は根を切り落とし半分にする。豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。
- ②鍋にだし汁、酒を加え、ひと煮立ちさせアルコール分を飛ばす。
- ③ ②に豚肉、豆苗を入れ、ふたをして1分ほど加熱する。ポン酢に大根おろしを入れたたれにつけていただく。
レシピのポイント
加熱しすぎないようにさっと具材に火を通すと野菜の食感がよいまま召し上がれます。
★おすすめのお酒★
常夜鍋にはジャパニーズジンのソーダ割りがおススメ。すっきりして豚バラ肉がいくらでも食べられます。
あとがき
鍋の具材、味は無限大です。
サラダでよく使うレタス、トマト、アボカドを鍋の具にしてもOK。ハンバーグの付け合わせのクレソンもしゃぶしゃぶにすると苦みが柔らかになります。
また、たれを変えるだけで、洋風、中華風、アジア風など簡単に味変できるのも鍋の魅力。
忘れてはいけないのが、シメを何にするか。私は麺派です。インスタントラーメンを常備している方も多いと思います。残った鍋の出汁に入れるだけで簡単にシメのラーメンが楽しめます。最後の出汁までおいしく味わえる鍋、今年もたくさん楽しみましょう!
フードコーディネーター皆川
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